暗号その物だな、こりゃ

x86の命令フォーマットを勉強中。


なんとなくの知識を、掘り下げてじっくり学んでみると、
今まで見えなかった事が、じんわり見えてきたりもしますが、
見えなくて良かった事というのも、時にはあるように思います。


x86の命令フォーマットも、或いは、そのような類なのかもしれませんが、
アセンブラにおいてニーモニックでしか知らなかった命令が、
実は、苦労の末、半分は無理矢理、フォーマットに押し込めているんだな... と。
バイナリの構成を知る必要があるかどうか、目的に対しては、微妙なところですが、
x86の歴史を肌で感じる、なかなかに面白い内容である、とは思います。


しかし、まぁ、この暗号その物のバイナリが、互換性という縄に縛られて、
平易なフォーマットへの置き換えがままならないというのは、
何とも歯がゆいところなんじゃないかなぁ?とか思ったりします。


アセンブラレベルでの、ソース互換...
つまりは、命令セットが同じであれば良いようにも思うのですが、
世の中、そんなに甘くはないようで、
今のバイナリが、そのまま動かないような、そんな互換は、互換じゃないと...
いつになったら、この呪縛から解放されるんでしょうねぇ?