Docker と VM

Docker と VM の違いは、あちこちで、色々と説明されている。

Docker って何者?という段階で、やはり、気になる点ではある。

結論から言ってしまえば、似て非なる物なのだが、

全くのゼロから説明するより、似たような物と比較しながらの方が、

話が進めやすい点はあるだろう。

ただ、そういった比較が多い故に、

逆に、Docker は、VM の親戚みたいな物... といった先入観も生まれ易い気がする。

自分も、そうだった。

これからは、Docker が、VM の需要を置き換えていき、VM は、廃れていく。

一旦は、そういう理解をしてみたが、それも、ちょっと違う気がしてきた。

確かに、VM を用意するには、大袈裟で、Docker 向きなケースもあれば、

相変わらず、VM の方が向いているケースもある。

つまりは、技術的な選択肢が、一つ増えたという事であって、

Docker と VM を、うまく使い分ける、というスタンスが良さそうである。

なんでもかんでも、Docker でやろうとすると、おかしな苦労をする事もある。